Lab 04 — Magnetism
スピンと磁石の相転移
各マスはミクロな磁石(スピン、↑=緑 / ↓=金)。隣同士は向きが揃うとエネルギーが下がり、熱がそれを乱します — 2D イジング模型です。温度を臨界温度 Tc ≈ 2.27 より下げると、無秩序だった格子が突然どちらかの向きに揃う「自発磁化」が起こります。鉄が磁石になれるのはこの相転移のおかげ。外部磁場 H をかけると好きな向きに傾けられます。
温度を Tc の下まで下げて、ドメインが育つのを見る
磁化 M(t) のグラフは −1(全部↓)から +1(全部↑)。Tc 直下では緑と金の島(磁区・ドメイン)がせめぎ合いながら、ゆっくり大きく育っていきます — 本物の磁石の中でも同じことが起きています。島の縁がほのかに光っているのは「磁壁」。向きの違うスピンが隣り合って、余分なエネルギーを払っている場所です。H = 0 のとき、どちらの向きに揃うかは完全に偶然です(自発的対称性の破れ)。